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写真で日々綴る、不連続な手紙
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ラーメン屋のお子さまセットについてきたおもちゃのメガネ。
これをしていたら、どこへ行ってもほめられるので、手放せなくなったらしい。
モチベーションが上がらないと、自分で履かないんですよ。
でも、幼稚園に行ったらそうはいかないよね。
自分が靴を自分で履きはじめた記憶って、ない。
いつの間にか自分で履くようになるんだろうね。
あ そういえば、靴下だけは自分で履いてるなあ。いつの間にか。
理論とか知性を、どこかへ置いてきてしまったようだ。
こちらを繕えば、あちらが綻びる。
無駄の多い、ひどく効率の悪い生活をしている。
もう少し、要領をつかめれば。
あと少しなんだけど。
渋谷、宮益坂近くの裏通りにて。
こんなところにいるとその気はなくともコソコソしてしまう私と、
その横を歩くネコの目つき。
隣の席の男が、やたらと器用に肉を切って口へ運んでいた。
顎に髭を生やし、腕にはおかしなリストバンドをしているが、きっと育ちが良いのだろう。
ナイフやフォークに軽く乗せられた指は長く、
しんなりと上に向けられた甲は縦に長く、白い肌が骨格に吸い付いているように見えた。
そんなことが気になった午後。
夕暮れ時、特に冬のそれは、いつもなんだか泣きたくなる。
建物や樹のシルエットが黒く黒くなっていき、
それなのに、自分の影はこんなにも薄い。
ふと、誰かが頬に触れたような、それとも、触れられるのを待っているようなじれったい感じがした。
あたしの幼い心に宿る（想像上の）親友となら、楽しい。
お母さんの買い物に付き合わされるのは退屈だから、
相棒が必要なの。
なんてね。
toffee = （英）タフィー。糖蜜を煮詰めて、ナッツをくわえて固めたキャンディー。（米）taffy
予報が当たったことが分かったのは、
のんびり朝寝を楽しんでからだった。
雨戸の向こうに、音を吸収してしまうようなふわっとした感触があって、
そこにサーッとフレークが落ちる音が聴こえた。
こんな雪の朝にたっぷりと朝寝坊できる幸せときたら！
個人的に楽しまれる以外に、お使いになりたいものがありましたら、contactなどから一言お願いいたします。