写真で日々綴る、不連続な手紙
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2007.10.24 .Wed 01:16
何度か、あなたから遠慮がちな誘いを受けて、ぼくはすごく嬉しくて、
予定を切り詰めて、なんとかあなたに会いに行ったというのに。
あなたがいつも何かを必死に取り繕っていることをぼくは知っていた。
そんなことも含めて、一生懸命生きているあなたを丸ごと好きだったけれども、
あなたにはそれが伝わらなかったようで、
ぼくがあなたを見透かしていることにすっかり縮んでしまったあなたは、
ぼくの最後の質問をはぐらかしてしまった。
そんなことが致命傷になったんだろうと思う。
でも、決してわざとあなたを避けたわけではないんだ。
あのときから、振り子の向きが変わってしまったかのように、ぼくたちはすれ違い続けている。
ただそれだけのことなんだ。
それでも、あの一瞬は、ぼくたちが最も近づけた瞬間だったんだ。
このテキストはフィクションです。
ハイキーな仕上がりが、どういうわけか寂しそうで、ノスタルジックに見えたので、
こんな風に書いてみました。雑文、失礼いたしました。
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