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写真で日々綴る、不連続な手紙
admin

2024.11.23 .Sat 03:24
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2009.01.30 .Fri 00:00

KONIKA MINOLTA CENTURIA 400-S2, Printed in PHOTOLOVER.

横浜、異人館、ベーリックホールにて。
この壁紙が大好きで、夢にも出てきてしまいました。




久しぶりに、このカメラの写真を貼ります。
1本のフィルムの中にお気に入りが何枚もあった、当たりフィルム。
そこから異人館の写真だけを抜き取り(たぶん、それはそのフィルムの大トロです(笑))、
スライドショウ 『 À l'ombre de la lumière < In the shadow of the light > 』を作りました。


タイトルの通り、自分としては「影」の印象的な写真がたくさん取れたと思います。
よかったら、ご覧ください。


*ダイレクトに再生= À l'ombre de la lumière
(どうでもいい話ですが、スライドショウのバックの色は、件の壁紙の色を意識して選びました。(^m^))

*スライドショウ一覧ページはこちら=
*今日からpick upページを設置しました。=pick up







さて、1月30日で、Venus Joe Imagesのサイトが2周年を迎えます。
2周年記念(?)にサイトのリニューアルをいたしました。

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2008.09.08 .Mon 16:08

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KONIKA MINOLTA CENTURIA400-S2, Printed in PHOTOLOVER.










 



横浜で撮った写真で、Photoback(オンデマンド印刷による最小ロット1冊の自費出版写真集)を作りました。
左メニューにリンクがありますので、よかったらクリックしてみてください。
小さな写真集という感じで、自動再生されてる「つくりました」というところです。

リンク先にて、
拡大表示にされますと、写真集中にコメントとして書きましたショートエッセイもご覧いただけます。
ご興味がありましたら、どうぞ♪



まだ印刷があがってきていないので、
完成形を見ていないと、自分自身もまだなんともいえないのですが(笑)


 

2008.09.06 .Sat 23:19
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ためいきの聴こえそうな空間がある。
そこで誰かがためいきをついていそうな、というよりは、
空間そのもののためいきが聴こえそうだと思う。




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KONICA MINOLTA CENTURIA400-S2, Printed in PHOTOLOVER.





あるいはそれは、
うっすら開けた窓辺から時折入り込んでくる、
湿り気を帯びた風だろうか。



少し暗くなったからといって部屋の灯りはあまりつけないでいるのも、
たまにはいいでしょう。
差し込む光が刻々と変化していくのを感じていたいから。





 





過日ではありますが、
左メニューの小さなスライドショウを更新いたしました。

去年作った、直島旅行のスライドショウです。
今年はそれに写真を足したり引いたりして、リメイクしました。
具体的には、使用カメラや仕上がりの色合いにこだわらずに、
K100Dの写真を大幅に追加しています。
その結果、去年作ったものよりも、旅の記録として見られるものになったと思います。
ご興味があれば、大きいサイズでもご覧ください。


スライドショウ一覧ページから大きなサイズのものをご覧いただけます → 





 
2008.09.01 .Mon 00:00

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Agfa PRO200-n, Printed in PHOTOLOVER.





2008.08.31 .Sun 00:00

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Agfa Pro200-n, Printed by PHOTOLOVER.




 

2008.08.30 .Sat 02:35

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Agfa PRO200-n, Printed in PHOTOLOVER.
横浜・異人館にて







この日もすごく暑かった。



けれども、秋を運んでくる風が吹き込んできていた。



そういうことは、いつも密かに行われている。
あたかも昨日と同じ日であるかのような顔をして。






 

2008.08.28 .Thu 16:06

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Agfa PRO200-n, Printed in PHOTOLOVER.





北の窓辺から。








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南の窓辺から。









 

2008.08.26 .Tue 23:27

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Agfa PRO200-n,Printed in PHOTOLOVER.






あたしの、金色の縁取りのついた白いボウル。
両手にころんと収まる小ささなのに、くるんくるんと描かれた優美な縁取り。
何度も引っ越している内に、どこへか紛れ込んでしまった。
何度も恋人が代わり、めまぐるしく生活が変わっている間に、
煙のように消えてしまった、小さな陶土のかたまり。



何度目かの失敗に傷つき、戻ってきたホテル。
防音がすぐれているのか、耳に圧迫感があるほどのしずけさ。
沈黙の中、冷蔵庫の中を漁る。
ルームサービスの受付時間が終わっていたのだ。


あなたの写真ばかりを、フィルム2本分くらい撮った。
レジ袋から取り出した、あのチープな紙袋を無造作にベッドに投げ出す。
あたしのベッドは、あなたのポートレイトでいっぱいになる。
ワンルームにありがちなベージュの壁紙と、あなたの。


写真をぜんぶ床に払いのけて、そこに横たわると、
ミルク色の天井に金色のアームのついた、貴婦人のようなシャンデリアがかかっていた。
あたしの、あのボウルは、どこへいったのかな。



ベージュに濁っていくあたしの心に、ミルクをたらしたように、
ほの白いものが広がっていく。



写真は、全部は捨てなかった。
床に散らばったのを上から一瞥して、一番写りのいいのを手帳に仕舞い、
残りは部屋の屑入れへ捨てた。






 


※テキストはフィクションです。
※写真は、横浜異人館にて。(どの館だか忘れてしまった^_^;)





 

2008.08.24 .Sun 18:54
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Agfa PRO200-n * Printed in PHOTOLOVER
横浜・赤煉瓦倉庫にて





すごくすごく暑かった日の写真。
クーラーの冷気で、窓に水滴。



横浜は照り返しがすごかったね。



明日からまた30度超えの1週間だって。
最後の夏、楽しむ気満々!




 

2008.08.24 .Sun 00:05
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Agfa PRO200-n * Printed in PHOTOLOVER
横浜・赤煉瓦倉庫内、中華料理店にて







2007.08.06 .Mon 11:29

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大声で何かを叫びながら、走り出す少年たち。
今日は、昨夜の世界チャンピオンの話題で持ちきりなようだ。

大きいもの、強いもの、鍛え抜かれたものへの憧れは、普遍的だと思う。
そこに条件や注釈などないと、わたしも思う。


2007.07.30 .Mon 17:56

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梔子(くちなし)は、私の好きな植物のひとつです。
白くて厚ぼったい花が優美だし、なんといっても、その芳香が好きで。
甘くて重たいのに、どこかフレッシュな香りは、生きている花からのみ感じることができるように思います。

そして、散り際が悪く、茶色くなっても、湿った感じの花びらが汚らしくそこに残る、というのも、
人間くさい感じがして、親近感を持ってしまいます。

そのせいかどうかはわかりませんが、
あちこちでこの木を見かけますが、バラと違って、あまり大事にされていないですね。

2007.07.29 .Sun 00:55

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日が長い。
機械仕掛けの小さな街灯は早々と点灯したが、街はまだ明るい。


下の記事とは違うシチュエーション、違うカメラ、違った気持ちで撮影していますが、
どうやらこの構図が好きなようで(笑)

 

2007.07.20 .Fri 22:45

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ラジオから流れる、いつものコマーシャル。
有名企業の流すそれに、40代とおぼしき男性が、妻にかわされて肩を落とすシーンがある。
その瞬間、その男性は、ふっ と、息を漏らすような音をたて、妻のウィットに苦笑する。

本当に一瞬の間だけ聴こえてくる、声であって声ではないような音。
それが、Hさんにそっくりだ。と、台所に立つわたしは手を止めた。

2007.07.15 .Sun 00:37

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あめこんこん ふってるね
どこいく?
とおくへいこうよ
おうちかえらない
おもちゃ(のあるところへ)いく



そうだ、書き忘れてましたが(笑)
雨の日のスライドショウ 『 It's rain outside.. 』を作ってあります。
よかったら、ご覧になってみてください。(もうご覧になった方、何度もすみません)

左メニューの「 ■ スライドショウやってます 」 からどうぞ。

 

2007.07.14 .Sat 02:18

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七月某日 夕刻 曇り

昼寝から目覚めてみると、辺りは曖昧な色合いに変わっていた。
つい先ほど、古い友達と楽しい約束を交わしたばかり。
自分でそう思い込んだが、どうやら、それは夢だったようだ。

2007.07.13 .Fri 00:16

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夕刻、雲が増えてきた。船は無事に出るだろうか。

2007.07.12 .Thu 02:28

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カウントダウンを待つ真っ白な宇宙船。
遥か上空には、初夏の白い月。

行き先はどれくらい遠い?アナウンスは聞こえる?

2007.07.10 .Tue 17:53

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雨の日は、お外へ行けないからつまんない。
けど、毎日24時間ずつ与えられてるんだもの。
楽しくやろうよ!

雨と、室内の写真をスライドショウ 『 It's rain outside.. 』 にしました。
よかったら見てね!

ダイレクトに再生はこちら → 
過去の作品も見られる一覧ページはこちら → 

2007.07.09 .Mon 02:25

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有刺鉄線の向こうに咲く、ささやかな花。

すべて、とはいわないまでも、私はかなり多くの事から自由なんじゃないか、と思ってましたが、
実際はそうでもないようで。

がんじがらめなりに、大きく咲ければいいな、と。

2007.07.07 .Sat 00:52

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私がこの鳥小屋へ入ってみると、そこには少女がふたりいた。

少女たちは、口々に「おはよう」だの「See you」だのをこのインコ、大きなインコに浴びせていた。
しかし、「おはよう」は、「ああ」と返ってきたし、そのほかの挨拶もすべて「おお」とか「ああ」と不器用に発音されていた。

私は、この大きさと色彩だけが取り得のような鳥が、口真似をするとは知らなかったので、
「これはしゃべるの?」と訊ねた。
すると、少女たちが「そうだよ」と、得意げに胸を張り、ますます勢いづいて発音を続けた。
そして、この大きな鳥は、「…っかぁぁぁっ!!!!」と大声をあげ、そこにいた私たちをぎょっとさせた。

ひとりの少女は泣きながら、この小部屋を飛び出していった。

2007.07.05 .Thu 23:56

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鳥籠に あなたとわたしの ふたりきり。

2007.07.05 .Thu 00:29

あじさいが咲いたけれど、なかなか雨が来なかった。
やっと降った日に、この写真を撮影した。

本当のところ、今日あたり撮った方が、雨粒がたくさんついていたし、花もたくさんついていた。
そういうところが、銀塩の悪いところでもあり、いいところでもあると思う。

手間を楽しめ。
すれ違ってしまった瞬間を、掛け違ってしまった時間を慈しめ。

2007.07.03 .Tue 22:34

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午前中は黙々と家事をやり、ラジオを聴きながら昼食を用意して、
お勝手のテーブルで子供と横一列に並んでそれを食べ、昼寝しない?と誘ってみる。

大抵断られる。

そして、私は昼食の食器を片付けて、なんやかんやとお茶を濁した後、
ちびと二人でおやつを作って、三時にそれをいただく。
ゆっくりといただくと、しばらくして子供番組が始まるので、TVをつけ、
自分は用事をして、いい時間になったらまたラジオをつけ、夕飯の支度を始める。

明日も雨だってさ。

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