写真で日々綴る、不連続な手紙
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2007.05.29 .Tue 23:24
風邪を引いている間に、何かを深く考えることが難しくなった。
考えているのか、意識を失っているのか区別がつかない。
運命という奔流の中をあえぎながら流されていく。
運命は運勢ではない。
運命は、宿命でもない。
ここで言う「運命という奔流」とは、ドラマチックな事件の連続を指すのではなく、
本当に平凡な時間のことだ。
平凡な時間さえ、奔流であり、
その中の一厘であろうとも、自分の思うようには運ぶことができない、ということだ。
考えている内に、ふと意識が途絶えている。
論理の発端を見失う。
ちょっと考える という瞬間さえ、奔流のさなかにあり、
頭が冴えざえとして、気持ちのいい朝であっても、
人に認められて、得意になっている昼であっても、
私たちはそれをどうすることもできないのだ。
直線は、流れを抑制し、あるかなきかの考えに、行き先を与えてくれる。
どうかわたしをみちびいて。
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