忍者ブログ
写真で日々綴る、不連続な手紙
admin

2024.05.16 .Thu 18:32
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008.06.15 .Sun 23:29

IMGP3522.JPG








逆風ばかりが吹いていたあの頃。
あたし、本当に吹きっ晒しの荒野にひとり立ってる・・・、毎日、そんな気分だった。



それで、もうあたしのことはあたしがかわいがってやるしかないんだ、と思った。
だから本当に、自分を甘やかし続けたんだ。



許せる限りの贅沢を許すくらいしか自分を癒す術を知らなかったから、
知っている限りの贅沢を味わい尽くしちゃってね。
いつしか、贅沢に飢えるようになっていたんだ。






IMGP3527.JPG






・・・でも、癒すとか癒されるといったことは、
言葉ばかりの問題で、
本当のところ、あたしはただ堕落していたんだと思う。


いろんなことが変わってしまって、
景色がなにもかも入れ替わってしまったけど、



・・・ねえ、月曜病でいるのは、ずっと変わらないままなのよ。





IMGP3521.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO













※この物語はフィクションです。

 

PR
2008.06.15 .Sun 01:29

IMGP3788.jpg


ペーパークラフト





IMGP3784.jpg


影絵





IMGP3780.jpg


インディゴ色











2008.06.13 .Fri 19:38

IMGP3459.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








これ、なーんだ?







2008.06.07 .Sat 14:41

IMGP3420.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








小さなピンク色をしたつぶつぶをポリポリ中。




2008.06.06 .Fri 22:49

IMGP3476.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO







それぞれの人に、それぞれの思い。
ひとつひとつが小さな棘となって、世界を包み込んでいる。



世界は棘だらけだ、と感じてしまうのは、
贅沢なメインダイニングでの、独りで食べるヌーベルシノワーズの夕食と、
周囲からの静かな注目にうんざりしているからだろう。



私は箸を置き、地上4階に生い茂る庭木を眺めていた。
地理的には、庭の向こう側には美しい夜景が広がっているような気もするのだが、
ここから見えるのは、レストランのライトが照らす、グレーの庭(それもひどく狭く見える)だけだった。



デザートもそこそこに、
できるだけ背筋を伸ばして立ち上がり、
細心の注意を払って出口へと歩いた。
店に飽和していたざわめきが、私の周りだけ一瞬空疎になるのを感じながら。



ヒールが毛足の長いカーペットにめりこんでいる。
さっさと部屋に戻って、この気取った靴を脱ぎたい。
そして、だだっ広い静かな部屋で、ただひとり煙草を吸うの。












↑フィクションです。


長らく続いた薔薇の写真ですが、
このへんでお開きにしようかと思います。
ご覧くださった皆様、ありがとうございます! 





2008.06.04 .Wed 10:44

IMGP3472.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO







6月某日



雨がつづく。
まぶたがくっつきそうになってきたので、早々に横になる。
昼まえの静かな家に、雨音が響く。
何もしなくてもいい日は、好きじゃない。
手を動かしているのが一番安心だと思うのだが、
こんな日は手が動かない。



急なチャイムで飛び起きる。
髪が乱れているかも見ずに、玄関へ出て、少しだけドアを開ける。
いちいちインターホンで相手を確認するのがめんどうなのだ。
2センチほどの隙間から覗くと、濡れた玄関先に青年が立っていた。



青年は、折り畳み傘を丁寧にたたんでいる最中だった。
手際よく畳まれていく傘の折り目は、まるでおろしたての傘のようにピンとまっすぐだった。



その骨ばった手は、どこかで知っている手。
なんとなく、そう感じた。



わたしは思わずその顔を見ようと、目線を上げるが、
その瞬間、畳みかけの傘が、彼の顔を隠す。
仕方がないので、目線を落とし、彼の手つきだけを見ている。



この青年が、本当にあの彼だとしたら。


どうして彼はうちまでやってきたのだろう。
西の方へ引っ越したという噂だけはきいていたけれど。
もう私のことなど忘れてしまったと思うのだけれど。







2008.06.01 .Sun 18:55

IMGP3473.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








あんまりバラのことばかり考えていたので、
ついに夢にまで出てきてしまった。



今日は、久しぶりの晴れ。
お昼寝日和。


2008.05.30 .Fri 23:14

2961533d.jpeg

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








2008.05.28 .Wed 10:20

IMGP3462.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO





IMGP3484.JPG








雨上がりに訪れた、秘密の花園。








2008.05.26 .Mon 23:13

IMGP3505.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO












IMGP3547.JPG













2008.05.25 .Sun 23:30

IMGP3467.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








今日は、散歩コースを変えてみました。
ここは、すばらしい薔薇園のあるお宅の前。
ご主人が、ちびに薔薇を切ってくださいました。







531fb616.jpeg








きれいでしょう。



2008.05.21 .Wed 21:57

IMGP3401.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO







蜘蛛は、まず縦糸を張り、次に横糸をかけるが、
中心に近い部分は密に、外へ向かうにつれ、大雑把にかけてゆく。
そして、最後に、隙間だらけの横糸の合間合間に行く筋もの糸を平行にかけていく。


糸は、おしりのあたりからすいすいと紡ぎだされ、
後ろ足で定位置に押さえ込まれ、固定される。
すいと紡いでは、ぐいと押し込む。
これをリズミカルに、スピーディに。


雨上がりの、小さな蜘蛛。






2008.05.20 .Tue 12:33

IMGP3364.jpg

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO










2008.04.30 .Wed 22:48

3293rt.jpg

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








そろそろ季節外れなんです。



ちびもほら、「いつも同じいちご味」のヨーグルトばかり食べてるし。
ふたまでなめちゃってるし。


2008.04.30 .Wed 00:09

IMGP3285.jpg

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO









あったかくなってきたね。









昨日になりますが、左の「 le petit show 」を、五月っぽいものに更新しました。
更新といっても、すでに公開しているスライドショウを小さくして貼ってるだけなんですけどね。
あ、本当に去年のGWの写真だったと思います。これ。

2008.04.09 .Wed 17:46

IMGP3235.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO







春の嵐。
チューリップの中で溺れ死んだ蜂。



こんな色をした花びらの奥で死ぬって、どんな感じだろう。









IMGP3240.JPG




IMGP3224.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO

2008.03.27 .Thu 23:12








IMGP3119.JPG






IMGP3115.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO








2008.03.25 .Tue 13:20

IMGP2945.JPG






IMGP2940.JPG






IMGP2947.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO






つぼみをつけた枝が落ちていたのを、ちびが拾ってきた。
玄関に挿しておいたら、見事に開花。



室内で見る桜は、「見事」というより、かわいそうなくらいに白くて、薄くて、本当に儚げで、
見ていると悲しくなってくる。


2008.03.24 .Mon 00:39

IMGP2932.JPG



IMGP2935.JPG



IMGP2938.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO

2008.03.22 .Sat 02:49

IMGP2880.JPG




IMGP2882.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO





 

2008.03.21 .Fri 02:03

IMGP2929.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO



その夜、薔薇色の鱗の人魚の夢を見た。



人魚は、男に尾ひれを引かれ、仰向けだったり、ぐっと身体をねじってうつぶせになったりしながら、
床を引きずられているようだった。
腕をあげてうつ伏せになり、くっと上目遣いになると、その肌はいよいよ輝きを増し、
人魚というものを初めて見たわたしは、なんだか圧倒されてしまった。

2008.03.17 .Mon 02:19

IMGP2869.JPG

IMGP2877.JPG

PENTAX K100D, SIGMA 17-70mm DC MACRO

2008.03.16 .Sun 00:30

IMGP2841.JPG

017d235c.jpeg

PENTAX K100D, smc PENTAX-FA 28-105mm




ごにょごにょ、こしょこしょ。
あったかくて、やわらかくて、
これって、至福。

2008.03.15 .Sat 01:32

IMGP2833.JPG

PENTAX K100D, smc PENTAX-FA 28-105mm




2008.03.13 .Thu 01:15

IMGP2834.JPG

PENTAX K100D, smc PENTAX-FA 28-105mm




こしょこしょ、と、なにやら秘密の相談事。

[7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16
テンプレート「beige relax」をお使いの方へ
テンプレートのご利用ありがとうございます。
リンクに不具合のある初期版をお使いの方、お手数ですが、再度DLをお願いいたします。
詳細は、こちらのブログに記してあります。→こちら
ご注意
当ブログの写真や文章は、特記しているもの以外はすべて管理人の著作物です。著作権は放棄しておりません。無断転載などはご遠慮ください。
個人的に楽しまれる以外に、お使いになりたいものがありましたら、contactなどから一言お願いいたします。
ブログ内検索
(c)Old entries of mauve All Rights Reserved.
当ブログ内の文章・画像等の無断転載を禁じます。
Template by Joe.
忍者ブログ [PR]