写真で日々綴る、不連続な手紙
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雨も一通り降って、もうすぐ夏祭り。
見物客らしい見物客のない、地元の親と子供たちだけが出入りするような、こぶりな祭りだ。
手鞠のような雪洞(ぼんぼり)がぶら下がっているのを見ていたら、懐かしさで、視界がじんわりと曇った。
私がこの鳥小屋へ入ってみると、そこには少女がふたりいた。
少女たちは、口々に「おはよう」だの「See you」だのをこのインコ、大きなインコに浴びせていた。
しかし、「おはよう」は、「ああ」と返ってきたし、そのほかの挨拶もすべて「おお」とか「ああ」と不器用に発音されていた。
私は、この大きさと色彩だけが取り得のような鳥が、口真似をするとは知らなかったので、
「これはしゃべるの?」と訊ねた。
すると、少女たちが「そうだよ」と、得意げに胸を張り、ますます勢いづいて発音を続けた。
そして、この大きな鳥は、「…っかぁぁぁっ!!!!」と大声をあげ、そこにいた私たちをぎょっとさせた。
ひとりの少女は泣きながら、この小部屋を飛び出していった。
肝心の本人は、夏風邪で伏せっておりますが…
先週あたりに撮ったものをupしていきます。
すごく暑かったので、連日ビニールプールが大活躍でした。
ビニールプールって、大人も足をつけていると、けっこう涼しくて、冷房いらないですね。
片手に冷え冷えの黒酢ドリンクを持って、私も参戦です。
電気代云々も気になりますが、エアコンの風が苦手な私としては、ベストな過ごし方です。
極楽~*
Kの話を続けよう。
Kと私は、青 が好きだった。
Kは、青が好き という以上に、青そのものの人であったように思う。
美しく、気高く、深く、寡黙で、ときには潔く裏切る。
青という色の印象は、いつもKの印象そのままだった。
一瞬、梅雨らしい素振りを見せて、空は雲をどこかへ追いやってしまった。
空は快晴。
例年はこうで、今年はどこかおかしいと言いたいのに、
去年は、一昨年は、その前は、どんな6月だったかを思い出すことができない。
でも、Kと過ごした6月だけは、くっきりと思い描くことができる。
リンクをつけさせていただいているchocoさんのブログの記事 『 薔薇とノンフィクション #1 』にて、
私の薔薇の写真 『 Le Jardin Secret @ fotologue 』を紹介していただきました。
うれしはずかしです。本当にありがとう(^-^)ノ
さて、上の2枚。
一見、廃墟の薔薇? と思われそうですが、ちゃんと人が住んでる家の庭です~~(笑)
というか、私の家の庭です。はい。
個人的に楽しまれる以外に、お使いになりたいものがありましたら、contactなどから一言お願いいたします。